
2004年にリリースされたBFDで、ドラム音源の世界を完全に塗り替えたといっても過言ではないfxpansion。2008年には、さらに仕様を強化したBFD2をリリースしましたが、BFD Ecoでは逆に、機能を絞ることによって、入門者でも気軽に導入できるデザインが実現しました。
1枚の画面に合理的にレイアウトされた、親しみやすいインターフェース。ミックスに不慣れな方でも、すぐに使えるミックス・プリセット。ロック、ポップス、ジャズからヒップホップまで、すぐにプレイできる大量のグルーブ。そして、お求めやすい価格。作曲、アレンジから、電子ドラムを叩く時まで、迷わずに導入できるドラム音源の登場です。
BFD Ecoの画面には、12種類のキット・ピース、ステレオ・オーバーヘッド、ルーム・マイク、2つのAUXと、16本のフェーダーが並んでいますが、ミックスに不慣れな方も安心してください。BFD Ecoには、プロがミックスしたプリセットが40種類以上収録されています。
アンビエント・マイクとダイレクト・マイクをブレンドさせたものだけではなく、fxpansion独自のDCAM(ディスクリート・コンポーネント・アナログ・モデリング)技術でモデリングされたコンプレッサーや、リバーブ(Overloud Breverb BFD版)を使ったミックスもあるので、ナチュラルな空気感をもったものから、張りと勢いのあるドラム・トラックまで、すぐに鳴らすことができます
BFD EcoのGrooveセクションには、1500種類以上のグルーブが収録されているので、打ち込みが面倒な方でも、すぐにパターンを再生可能です。
このグルーブは、DAWのMIDIトラックにドラッグ&ドロップで配置できるので、エディット、アレンジも簡単です。「いつまでもMIDIで作業せず、潔くオーディオに書き出した方が良い」という方は、グルーブをステレオ・オーディオ・データとして書き出す機能もあるので、とりあえずオーディオ・ブレイクビーツを貯めておいて、あとでリミックスする、といった使い方も可能でしょう。
BFDは、Roland V-Drums、Yamaha DTXなど電子ドラムの音源として使っている人も多いせいか、柔軟なキーマッピング・システムは、BFD Ecoでも踏襲されています。
BFD Ecoは、BFD2用拡張音源集からキット・ピースを読み込むこともできるので、シンプルなインターフェースで、ドラム・プレイに専念したいドラマーの方には、最適なプラットフォームになるかもしれません。
Mac OS X | Mac OS X 10.5 10.6 Intel Coreプロセッサ搭載のMac(PowerPCには対応しておりません) 1GB以上のメモリ AU、VST、RTAS(Pro Tools 7以降)、スタンドアローン対応 |
Windows | Windows XP SP3 32bit、Windows Vista 32bit、Windows 7 32bit Pentium 4以上のCPU 1GB以上のメモリ VST、RTAS(Pro Tools 7以降)、スタンドアローン対応 |
ライブラリのインストールには、DVD-ROMドライブ、および6GB以上のハードディスク空き領域(OS、オーディオ・トラックとは別ボリュームの7200rpm以上のハードディスクを推奨)が必要です。
その他、基本的な動作環境は、ホスト・アプリケーションの動作環境に準じます。製品をご使用頂くにはインターネット接続環境が必要です(オーサライズ時のみ)。