
RAWが生み出す強烈でありながら生命力のあるサウンドは、「RAW Control」と呼ばれるディストーション部、高品質なアナログモデリング・フィルター、そして手書き波形の定義が可能なユーザーウェーブモジュールによります。
RAW Controlは正にディストーションそのものですが、そのパラメータエディットにXYコントロールを取り入れているため、リアルタイムコントロールに長けています。また歪みというのは、その「明るさ」も重要ですが、別途内蔵EQも備わるRAWであれば、確実な歪みを作ることが可能です。
そしてアナログモデリング・フィルター。
ロブパペン氏の確かな耳により生まれたであろう言うことの無しの暖かいフィルターですので、デジタル臭い歪みになりがちなソフトシンセのサウンドを「耳に心地よい、鋭い強烈なサウンド」にまで味付けすることが可能。
そしてユーザーウェーブ。
ここで描かれた波形はオシレーターやLFOで使うことが出来るので、自由度が高いサウンドを生むことができます。またオシレーターは2基搭載しているので、ウェーブテーブルシンセのような使い勝手があるとも言えますね。
RAW Control
強力なディストーション特性を持ったパラメーターセット。XYコントロールでディストーション量をコントロール。
OSC
2つのオシレーターを組み合わせることで、より分厚いサウンドを提供。
Filter
高品質なアナログモデリング・フィルターを搭載。15種類のフィルター・タイプをプリセットしています。
MAIN LFO
ボリュームやパンのモジュレーション信号を生成するLFOを搭載。Modulation Matrix(モジュレーション・マトリックス)を経由してのアサインも可能。
Arpeggiator
オーソドックス・スタイルのArpeggiator(アルペジエイター)を搭載。一つのノート入力でリズミカルなフレーズを奏でます。
Modulation Matrix
LFO等の内部モジュールを外部MIDIコントローラにアサインして、RAWの持つ内部パラメーターをよりダイナミクスにコントロールすることが可能になります。
EQ
2基の3バンド・パラメトリックEQを搭載。一方は”プリ”EQとして、もう一方は”ポスト”EQとして動作します。
Amplifier
生成されたサウンドを増幅し、よりラウンドネスなサウンドを提供。ベロシティ値によるレスポンスを定義することができます。
Play Mode
RAWを制御する為の様々なパラメーター設定をプリセット。プレイモードの変更が瞬時に行えます。
User Waves
ユーザーによって波形の定義が可能なモジュール。定義された波形はオシレーターやLFOで使用することができます。
FX-A & FX-B
FX-Aにコーラス系エフェクト。FX-Bにディレイとリバーブを搭載。
Manager
膨大なプリセットを最少の操作で即座に引出せるように設計された優秀なバンクマネージャーを搭載。
関連タグ:ロブパペン ロウ
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